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迎撃ミサイルより大切な事

うむう、早くも4月になっちまった。
4月と言えば新たに社会人になったり新学年が始まったりと変化の季節でもある。
世の中では値下げラッシュも始まる様で少しは経済状況も良くなるかもしれないがそれにも増した懸念材料も有るのは皆知っているよな?
そうだ、北朝鮮の弾道ミサイルだ。
もしかすると北朝鮮が最初から言っている様に本当は人工衛星かもしれない。
北朝鮮はイランの人工衛星の打ち上げに技術協力していて先端部分がそれに酷似しているって話だし。
だが日本側は例え人工衛星だろうと日本に落下する可能性が有れば迎撃ミサイルで打ち落とすと言っている。
それは、まあ当然の事だろう。
しかし、北朝鮮はそんな場合でも日本が打ち落としたら宣戦布告、再侵略戦争の号砲とみなし軍事で報復すると言って来ているんだ。
これは厄介だ。
これじゃあ戦争を始めるぞって脅されているのと変わりは無い。
最新情報では北朝鮮は小型核弾頭の製造に成功したとの事だ。
これは中距離ミサイルノドンに取り付けるものだ。
人工衛星だと言っているテポドンではなく日本や韓国に向けて既にずらっと配備されているノドンは日本の全都市が射程距離に入っている。
まさかそんな物をぶちかましたりはしないだろうと大方は思われているが可能性が無いとは言えない筈だ。
国際状況的にも経済的にもかなり追い詰められている国が焼け糞で暴挙に出るというのはそんなに有り得ない事とは思えない。
それにしても隣国なんだからもう少し穏やかにいきたいもんだ。
向こうが日本を敵視するのは解る。
それは日本が過去にアジア諸国で暴虐を働いたからに他ならない。
それに対して金銭では片を付けたかもしれないが心で詫びてないというのが全ての悪循環を生んでいるのは間違い無いだろう。
ここは日本もプラス思考で今回の事をきっかけにして本当の意味での過去の清算に関して北朝鮮と膝を交えて話し合うというのはどうだろうか。
日本はアジア諸国に対していつも上から目線で接していると俺は常々思っていた。
だから相手は日本という国に対して不信感を拭い去る事が出来ないんだと思う。
ちょっとした事で日本の軍国主義の復活だなんて騒がれるのはそのせいとしか思えない。
小泉の靖国参拝で大騒ぎになったのなんてそのいい例だと思う。
人の心に届くのは金なんかじゃなくて誠意なんだよ。
心を込めて、駆け引きなんかじゃなく誠意を持って相手に接する事が最も大切なんだ。
こっちの方が迎撃ミサイルよりよっぽど効き目がある筈だ。
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