地上波のテレビ番組っていうのは本当にろくなものが無い。
最近はもうただうるさいだけの騒音にしか思えない物が大部分な気がしてならない。
ニュースは一応観るが最近それ以外で必ず観るのは週に3番組しかない。
だが、ケーブルとなるとなかなか興味深いものがある。
ついさっきはタトゥーの特集番組ってのを観てしまった。
こんなの民放だったら絶対やってないだろ?
タトゥーの歴史から世界のタトゥー事情、インクの成分に針の仕組みまで紹介するんだからかなりマニアックだ。
極め付けにレポーターが実際に自分の腕にタトゥーを入れちゃうんだから徹底しているよな。
そこまでやるんだったらこっちも観てやろうかって気になるだろ?
やっぱり何でも中途半端は駄目だ。
俺が毎日観ているライブにも言える事だが徹底したものを持っているバンドはたとえ好みではないジャンルだろうと心に何かが届くものだ。
要は突き抜ける物があれば人は何らかのリアクションをするという事だ。
じゃあ、その突き抜けるとは一体どういう状態かと言うとやはり迷いが一切無いという事だと思う。
俺は一体いつ突き抜けているんだろうと思うとやはり一番はセックスをする時だろう。
まぁ、色んな意味で突き抜けてるわけだがあれはやっぱり突き抜けてなきゃ出来ないもんだしな。
あとは極限に腹が減ってる時の飯は最高に突き抜けてるかもしれないな。
なんて考えてみるとやはり本能剥き出しになる時が突き抜けてるって事になるな。
言い換えれば自分を曝け出す時って事だな。
人に何かを与えようとする表現者っていうのはやはりこの剥き出しの自分を曝け出す事が出来なければ所謂アーティストとは言えないっていうのが今日の話の結論だ。
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