おい、おい、おい!清原が自伝を出すらしいじゃないか。別にそんな事はどうでも良いんだがそのタイトルが気に食わん。男道だと。あの野郎俺の許可無しにパクりやがって。挨拶のひとつもしに来んかい!彼奴の生き方は結構好きでは有るが長く活躍していたのが大嫌いな地味軍団の西武ライオンズだからそんな本は買ってやらんぞ。でも間違い無く売れるだろうな。くそう、あの喧嘩番長の本は読んだ訳じゃないから分らんが大方の有名人の本はくだらなくて中身なんかどうでも良くても売れるから良いよな。これは別に羨んでる訳じゃなくて馬鹿にしてんだから勘違いすんなよ。ああ、でも劇団ひとりの陰日向に咲くは良かったな。並の良いじゃなくて凄く良かったよ。処女作であんな傑作書きやがって末恐ろしいよ彼奴は。只、残念な事に映画の方はくそだったな。あれは点と点が実は線であったという巧みに絡み合った人間模様が売りの一つでも有るのにそれを簡潔にした部分が有って原作をねじ曲げて失敗していると思ったよ。俺だったら許可しないけどな、あんな事されて。映画は原作を超えられないって言うけどこの作品も例外にはなれなかったって事だな。でも、自分の書いた本が映画に成るって事は素晴らしい事だからその部分でもうOKだったんだろうなきっと。俺も小説書きたいな。書いてみようかな、試しに。書いたらやっぱり本にしてみたいよな。この間、偶々テレビを観ていたら自費出版の仕方みたいのをやってたんだがやっぱり結構金が掛かりそうで一冊出すのに200万以上は掛かるみたいなんだ。それで元取れれば良いけどそんな余裕なんか無いしなあ。そうすると誰かに金出して貰うか出版社に売り込むかのどっちかって事か。俺に投資しようなんて変わった趣味の奴は然う然う居ないだろうから売り込み活動するしか無さそうだな。なんかこのエッセイみたいな日記はいつの間にか読んでる人が多くなったらしくて今日も久々に会った奴から職場の何人かが読んでくれてて面白がってるって聞いたんだけど自分の全然知らない人達が評価してくれるのってやたらに嬉しいもんだよね。そうかネットだったら書く方も読む方も金掛かんないから良いかもしれないな。やってみようかなネット小説。尊敬する瀬戸内寂聴さんもネット小説書いたらしいし。よし、これを来年の目標にしよう。今のままじゃあ全然ボキャブラリーが豊富じゃないのは分っているからもう少し勉強しなけりゃ話に成らないけどね。ええい、来年の目標なんて言ってる時点でもう駄目だ。もっと自分を追い詰めてやる。でなきゃ書けんぞ多分。言い切っちまおう、来年はネット小説を書く!キッパシ!これは決定事項だ。人間やる気に成りゃあ何でも出来るって事を俺が証明してやるぜ!
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