自民党の新総裁に谷垣禎一の就任が決まった。
これで自民党は終わりだ。
やっぱり自民党は前回の選挙での大敗の意味が解っていない。
国民はもう不透明で金に塗れた上に自分達の保身の事しか考えていない自民党を指示出来ないという積もりで民主党を支持したのに空気が読めないにも程がある。
谷垣ってのは一見爽やかな印象を受けるが今迄の古狸と何ら変わらない悪いイメージの自民党をそのまま引き継いでいる奴だ。
先ず、正す所を正して無駄を省けるだけ省いてそれでも駄目なら増税を考えるという一般人なら誰でも気付く様な常識を理解出来ない。
頭は良さそうだから理解出来ないんじゃなくて誤魔化そうとするってのが正しい評価かもしれないが。
国の財政が厳しいから、このままだと日本は壊滅するみたいな脅し文句で先に手を打つべき事には手を付けずに真っ先に増税を叫んだのはこいつだ。
国民が大不況で苦しんでいる真っ最中に消費税を10%にしようなんて平気で言える奴だ。
今回の自民党総裁選挙はほぼこの谷垣と河野太郎の一騎打ちみたいなもんだったと思う。
名前も聞いた事ない様なのがもう一人いたがあれは1対1の対決みたいにするとどっちが勝っても今後の対立軸が生まれる事を恐れた緩和薬みたいなものだ。
今迄の古い体質を存続させようとする谷垣と全く新しい自民党を作っていこうと訴えた太郎さんという図式は傍から見ていて非常に分かり易いという利点は有ったが結果は最悪の方の目が出てしまった。
おそらくこれで自民党の分裂が序々に始まるだろう。
遅くとも次回の参議院選挙後には起こる筈だ。
このまま民主党がよっぽどのポカを犯さない限り次の選挙でも民主が大勝するだろう。
だって、もう鳩山さんがゆっきーなんて言われて大人気になっているし如何にも国民の為の政治をしようって姿勢が早くも明快に伝わって来ているからな。
そうなると自民党に籍を置く事事態にメリットを感じなくなってしまう。
政策面で素晴らしく飛び抜けたものを持っているとかそういう事なら別だがそうでなければ国民の気持ちが理解出来ないと引導を渡された政党に未来を感じなくなるのは当たり前だ。
それじゃあ本当に自民党が分裂したとしたら出て行く議員は何処に行くかというと新党を立ち上げるかみんなの党へ移るかどちらかの様な気がする。
みんなの党の党首の渡辺さんは総理大臣になってもおかしくない器の持主だと俺は思っている。
自民党内で燻っている若手改革派が大量にみんなの党に移って野党第一党になればこれは面白い事になる。
そうなったら日本の将来はとても明るいものが見えてくるんだが。
なんだよ~、今日は政治の話かよ~、めんどくせえな~なんて思ったお前!
甘ったれた事言ってられんのは親の脛かじっていられるうちだけだからな。
お前等の人生に影響する事なんだぞ。
これからは政治の話の一つも出来無い様じゃあ女にももてないぞ!
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