薬物撲滅運動のイベントに参加する為にのりぴーが中国に行ったとか押尾学の控訴が棄却されたとかほんの少し前まで大騒ぎしていた野次馬も今回ばかりは随分おとなしい。
こんな時期にそんなくだらん話はいらんという事か。
ってことは、みんな最初からどうでもいいって思ってたって事だよね。
他人の不幸を見て自分の幸せを確認したいという人として最も醜い部分を満足させる為に盛り上がっていたに過ぎないってわけだ。
今回の大惨事に関してもそんな事を考える奴は、いるんだろうか?
流石に割合は、少ないとは思うがそういう心理に向けてのニュース等の放送が非常に多いような気がする。
そっとしてあげた方がいいのにと思えるような被害者にカメラを向けて涙ながらに亡くなった人を語らせたりってどうなんだろう?
子供をやたらに採り上げるってのも問題ありだと思うし。
真実を報道するのがニュースの使命なのに美談を作り上げて感情を刺激するのはどうかと思う。
場所によって状況はかなり違うとは思うが、俺が聞いた現地の人の話によると略奪も頻繁にあるし放射能の影響による差別も相当酷いらしい。
そういう部分が、何故殆ど放送されないんだろう?
誰かの都合が悪くなるからって想像されても仕方ないぞ。
これだからテレビは、信用出来んと思ってネットを見るとこっちは別の意味で酷い。
情報の大小というか、起伏が無い分、ド素人の意見が本格的なニュースと同じ扱いで何が正しいのか判断しかねてしまう。
そんな中に一昨日の話の奴みたいのも紛れ込んでるから尚更複雑だ。
俺達が、知りたいのは、今現在何が起こっているのかって事だけだ。
余計な感情論で真実をぼやかす事だけは止めて欲しい。
そして、自由な事を良い事に裏付けも確証もないデマとも言える内容を好き放題にさせているのは混乱を招くだけだ。
情報社会の歪みと弱点が今正に露呈してると思えて仕方がない。
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