もう何年か前にタイに行った時に店によっては日本人だけ別料金という店が結構あったんだがその時はあまり深く考えずにああ、そういうもんかと通常より高い料金を支払った記憶だある。
昔は日本人といえば大金持ちの様なイメージが世界中にあったのは俺の世代なら誰でも知っている事ではある。
当時のタイは貧困だったからこれも経済支援と思えば腹が立つ事もなかった。
だが、こんな日本人のイメージはもう過去の事と思っていたら実際は意外にそうでもないらしい。
今年6月に日本人カップルがローマでランチを頼んだら93000円請求されたという話はちょっとした話題になったが今度はミラノで3人で飲みに行ったら97万円支払わされたという記事を見つけてしまった。
う~む、又してもイタリアか。
まあ、日本人は金を持っているからというよりもこの場合はなめていると言った方が正しいのかもしれないが。
それともイタリア野郎はサッカーしか能が無いからサッカーの得点以上の数字は計算出来無いって事かな。
いや、もしやこれは日本に対する宣戦布告か?
そうか、そういう事ならこっちにも考えがあるぞ。
今日からイタリア人は別料金にしてスパゲティ10万円、ピザを頼んだら20万円請求する事にしたらどうだ?
ワインはコンビニで750円で売ってる奴を50万位で飲ましてやろう。
なんて冗談を言いたくなるぞ、イタ公め。
しかし、日本人は大人しすぎるぞ。
こういうなめくさった野郎には顔面パンチの2,3発はぶちこんでやったらどうなんだ。
そういえばさっき仕事帰りに寄った牛丼のすき屋で酔っ払いのお客が店員に文句を付けていた所に偶々遭遇したんだ。
おそらく3~4人で来ていたんだと思うんだがそいつは食った後に寝ていたらしく他の仲間は既に消えていて自分一人で会計しなきゃならなくなったらしいんだ。
店内はあっちこっちに牛丼やおしんこがぶちまけられていたんだが早朝の飲食店では偶に見かける光景でもある。
おそらくこいつ等は頼んだものをひっくり返したり何だかんだして頼み直したもんだから人数分より多く注文したんだと思うんだ。
店側は当然オーダー分を請求しているだけだが寝ていたこいつには分からない。
だから文句を付けていたんだと思うんだが店員は一向に取り合わない。
おっ、喧嘩が始まるかなと野次馬根性で少し期待していたんだが結局粋がっていたのは最初だけでその内大人しく支払いを済ませてよっぽど悔しかったのか帰り際に壁を少し蹴ってそのお客は出て行ってしまった。
うん、やっぱり日本人だなと俺は思った。
白黒はっきり付けて自分が黒なら詫びを入れてケジメをしっかり付けて気持ち良く店を後にする。
そうすりゃ又あの店にも堂々と行けるのに自分から行動範囲を狭くしている様なもんだ。
やっぱりダサいな日本人。
これじゃあ飲み屋で97万請求されるよ。
平穏無事に何でも済ませようとする事だけが平和じゃないんだ。
正しい事は正しい。
間違っている事は間違っている。
それは貫き通さなきゃいけない。
そして自分の間違いを認めたらしっかり謝る。
そしてノーサイドだ。
これが本当の平和主義者のやり方だと俺は思うよ。
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