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偽善者の本性

この日記を始めてからいつの間にかもう1ヶ月半も経過してしまった。毎日の様に読んでますよ!なんて声を掛けられたりするもんだから当分止められない状況になってしまった。と言うか始めた当初は、取り敢えずやってみようかな位の軽い気持ちだったのだがこれが自分でも不思議なくらいに面白くなってきてしまったと言うのが本音だ。
日記の名目で始めたのにいつの間にか殆どエッセイと化してしまったのは、自己主張の場が欲しかったのか将又サービス精神なのかは、定かでは無いのだが若い世代に何かを伝えたいと言うのがある程度の年齢に達した者の正直な気持ちなのかもしれない。

一般的に読む側からするとどんな事を書いてあると興味を引くのか、今日は、そこらへんを少し語ってみよう。

当然の事として読者側が今一番興味を持っている事について書く事が一番なのだろうがそんな事は、人それぞれ千差万別なのでもっと単純に考えてみるとそれは、多分、誰かの不幸を書く事なのではないかと思う。それも固有名詞迄入れたやつだ。
意外と思うかもしれないが偽善者的建前をひっぺがした時の人間の心理は、君の思っているより数倍残酷な物だと思う。
残虐な殺人事件なんかは、恰好のネタにされてしまうのだ。なんて酷い事をとか可哀想じゃないかと思っている事に嘘が有るとは思わない。深層心理の事を言っているのだ。深層心理と言うのは無意識のうちに思っている心の奥底に潜んでいる本性だ。自分の周りの出来事じゃなくて良かった。殺されたのは、自分じゃなくて良かった等と不幸を対象にして自分の幸せを感じたい。これが大方の人間の本性だと思う。
この意見に対して反発を感じる人は、多いと思う。それは、あんたの心が荒んでいるからだとかね。それに対して言い返してやる。じゃあ新聞、テレビ、雑誌等で残虐な事件で有れば有る程大きく取り上げられるのは、何故だと。それは、マスコミ連中がそんな事件が金を産む事を知っているからだ。大衆の深層心理を知っているからだ。

今日は、皆を少し暗い気持ちにさせてしまったかもしれない。その事は、謝る。しかし、何度も言って来た事だが物事は、本質をしっかり見なければ駄目だという事を肝に銘じて欲しい。君等を踊らせて美味しい所は、全部持って行こうとする連中は、幾らでもいるって事を知っておいてほしい。
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