アメリカがくしゃみをしたら日本は風邪をひくという言葉がつい先日の株大暴落で証明されたがもしかするとアメリカ自体が風邪をひく可能性が非常に高くなって来たぞ。そうなると日本は肺炎になるか下手したら瀕死の重病になるかもしれない。皆は最近ビッグ３って言葉をよく聞くんじゃないか？これはアメリカの３大自動車メーカーの俗称でGM（ゼネラルモーターズ）、クライスラー、フォードの事で今この３大メーカーが経営的に非常にやばい状況にあるんだ。特にGM の場合は年内に倒産する可能性も有るんだ。そこでビッグ３は政府に救済の為の莫大な融資を頼んでいた訳だがこれがどうやら決裂したらしいんだ。経営面での改善が不十分なくせに努力もしないで銭よこせとは何事だって事なんだろう。ふ〜ん、俺達に何か関係あんの？なんて寝ぼけた事言ってんなよ。この間の株価大暴落の大元の原因はアメリカのリーマンブラザーズっていう国内第４位の大銀行＆証券会社の破綻からなんだぞ。そこから物凄い早さで一気に日本の状況もおかしくなっただろう？倒産が相次いで起こり誰もが不景気だと嘆き今騒いでいる就職内定者の取りやめにしたって大暴落が有ったからなんだぞ。だけど今度のビッグ３が破綻したらこんなもんじゃ絶対に済まないぞ。アメリカの自動車産業ってのは日本の比じゃないんだ。あの国は車王国っていっても良いくらいの車社会で車が無けりゃ生活出来ない位に密着したものなんだ。日本で言えばパナソニックとソニーと東芝が一気に潰れると思えば良い。景気ってのは落ち込むのと回復するのとじゃあ速さが全然違うって事も知っておいた方が良い。落ちるのは速いが戻るには時間がかかるんだ。俺は今の不景気が元に戻る迄に政治力によって速くて３年、長けりゃ５〜１０年もかかるかもなんて思っていたがもしビッグ３が破綻したら１５〜２０年とかかかるかもしれないぞ。それくらいの影響力は有ると思うよ。俺なんかじじいじゃないか。お前等だって中年か今中年に差し掛かってる奴はじじばばだぜ。そんな歳迄不況だったら嫌だよな。よし、発想転換しよう。経済大国の看板はもう降ろそう。そんなのは伸び盛りの中国とインドに任せておけば良い。日本人は金儲けの事しか考えて来なかったんだからこれを良い切っ掛けにしてもう少し自分自身を見つめ直そう。経済的にじゃなくて心の豊かさを追求する努力をしよう。努力というかそういう生き方を大切にしよう。残業ばかりやって金は稼げても疲れ切ってんじゃ何の為に生きてんのか解んないしさ。街を歩いていても心が疲れていたら何にも感じないだろうけど元気だったら何気ない所にも感動や歓びが有るもんだ。日本人は今迄、幸せの意味を勘違いしていたんだ。もう、方向転換しても良いんじゃないかな。経済的にはお先真っ暗かもしれないがこの方が本当は幸せなのかもしれないぞ。この方が心のバランスも絶対良いと思うよ。最近なんか硬めの話が続いていたから今日はエロい話題にしようと思っていたが俺達の生活にも影響が必ず出て来るだろうから伝えておきたかったんだ。もし本当にビッグ３が倒産したら連鎖が起こり1社が潰れただけでもアメリカでは３００万人が失業するって言われているんだ。その大波が日本にも押し寄せて来る前に心構えについて少し触れておきたかったんだ。
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